園子温が池田エライザに主演変更した理由は?過去のセクハラドン引き会話

2022年4月4日に報じられた人気映画監督・園子温監督の性加害疑惑。

その後、園子温監督の制作事務所が謝罪文を公表し、翌日の4月5日には園子温監督が『事実と異なる』とコメントを発表しています。

今回の園子温監督の性加害疑惑で注目されているのが、人気モデル兼女優で、最近バラエティ番組でも引っ張りだこの池田エライザさん。

池田エライザさんは過去に園子温監督の監督する映画に主演しており、エライザさんと園子温監督の関係を心配する人が続出しています。

過去の監督とエライザさんの対談などを調査すると、今だと完全アウトなセクハラトークをインタビューなどで繰り広げていることがわかりました。

そこで今回は園子温監督と池田エライザさんの出会いから、監督映画主演起用の理由、園子温監督とエライザさんのセクハラトークの内容を詳しくお届けしていきたいと思います。

目次

園子温が池田エライザを映画に主演抜擢

園子温監督が脚本・監督を務めた2015年9月公開の映画『みんな!エスパーだよ!』で、映画版の主人公に抜擢されたのが、池田エライザさんです。

この『みんな!エスパーだよ!』のドラマ版、スピンオフドラマ版、映画版の監督・脚本共に園子温監督です。

映画『みんな!エスパーだよ!』は2013年にテレビドラマ化され、その後2015年にスピンオフドラマとして放送されています。

その後、2015年に映画化された時に主演に抜擢されたのが、当時女優としてはまだ無名だったモデルの池田エライザさんでした。

『みんな!エスパーだよ!』のドラマ、スピンオフドラマ、映画に関しては、それぞれ主演女優が異なります。

以下が『みんな!エスパーだよ!』の主演女優一覧になります。

【『みんな!エスパーだよ!』主演女優一覧】
・2013年ドラマ版 夏帆 ※真野恵里菜も出演
2013年スピンオフドラマ版 真野恵里菜
2015年映画版 池田エライザ ※真野恵里菜も出演

当時、ドラマ版に出演していた真野恵里菜さんが、映画版の主演に選ばれると誰もが思っていた中の無名の池田エライザさんを抜擢。

しかもこの時、池田エライザさんは演技経験は映画2作のみでした。

真野恵里菜さんの方が圧倒的に演技経験があったため、誰もが真野恵里菜さんがそのまま映画のヒロインをするものと思っていました。

ネット上でも、当時のドラマ版の主演・夏帆さんの降板理由に闇を感じる人がいるようですね。

この頃すでに、突然の池田エライザさん抜擢に、園子温監督とエライザさんの関係が噂されていました。

その深い関係を噂されるほど、当時の園子温監督と池田エライザさんのインタビュがディープな内容でした。

その当時のインタビュー内容がこちらです。

園子温と池田エライザのセクハラドン引き会話

2015年4月28日の女性ファッション誌『CanCam』では、園子温監督と池田エライザさんのコメントを掲載しています。

まず園子温監督は池田エライザさんについて、

【園子温監督】
「池田エライザはとってもエラい存在感と、とってもエロイ存在感! 池田エロイザでもある! エラくてエロい彼女は、今後とっても業界を揺るがすとてつもない存在になるだろうと、今のうちに言っておく」

2022年の今だったら園子温監督のこのコメントはアウトで、セクハラに感じる女性も多くいるように感じます。

しかし、この園子温監督とはこういう感じとして、出演者やスタッフも認知していたようにも思います。

このコメントに対し、池田エライザさんもこう返しています。

【池田エライザ】
「エロイザ……もといエライザです。私は演技経験が少ないので……と甘えたいところですが……そんな甘える隙のないこの作品に出演できることが素直にうれしいです。かなり振り切った原作ですから、かなり振り切ったエロイザになるしかないという斬新すぎる使命感を携えながら自由にクソ真面目に撮影に励みたいと思います。楽しみます、楽しめるかな? きっと楽しいはずです。楽はできませんが。とりあえず池田エロイザ解禁。します」

池田エライザさんも上のコメントが本心なのかはわかりませんが、女優として生き残っていくためにはやるしかない、そんな強い思いもコメントから感じます。

園子温が池田エライザを主演に抜擢した理由

池田エライザさんは2016年5月の雑誌インタビューで、自分が園子温監督作品のヒロインとして抜擢された理由についてこう述べています。

【池田エライザ】
「俺の映画を観てどう思った、と聞かれて、嫌いですって答えたんです。血みどろだったりセックスだったり、でも最終的には家族の愛なんてどんだけシャイなんだ、って言ったら受かっちゃった。だから演技の技量は周囲に全然追いついていなくてショックだったけれど、これは面白ぇな、と」

このストレートな気持ちを素直に表現したところが園子温監督に響いたのかもしれませんね。

しかも、池田エライザさんは園子温監督作品に、キワドイ描写があることを承知していることがオーディション時点でわかっているので、様々な意味で起用を決めたのかもしれません。

園子温監督が性加害疑惑報道にコメント

2022年4月5日の園子温監督の出演女優たちへの性加害疑惑報道に関して、園子温監督本人がコメントを発表しました。

下記がその全文となります。

園子温 コメント全文
この度の2022年4月5日発売号の週刊女性の記事におかれましては、関係者の皆様にご迷惑とお騒がせをしてしまいました事、また作品を見てくださった視聴者の方を含め、皆様にお騒がせをしてしまっていることにつきまして、深くお詫びいたします。映画監督としての自覚のなさ、周りの方々への配慮のなさを自覚し、今後のあり方を見直したいと思っております。 しかし、今回の週刊誌報道の記事については事実と異なる点が多く、自分自身以外への関係者にも多くのご迷惑がかかっていることを考慮し、代理人を通じて、しかるべき措置をとって参る所存です。 この度は多大なるご心配と ご迷惑をお掛けしてしまい、 大変申し訳ございませんでした。 二〇二二年 四月五日 園 子温

映画ナタリー

上記のコメントを読んでいくと、報道内容には事実と異なる点が多くあると述べています。

しかし、完全に報道を否定しておらず、そのコメントの直前には映画監督としての自覚のなさや周りの方々への配慮のなさを見直したいと言っています。

これまで当たり前と思っていた言動が報道されて公になって初めて、ことの重大さに気づいたのかもしれません。

今後、今回の報道をきっかけにこれまでの園子温作品が完全に目に触れなくなる可能性があります。

映画に出演した出演女優・俳優、作品自体には罪がありませんが、今回の出来事は今後の映画界全体の風習や慣習を見直すきっかけになることを望みたいと思います。

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